初めて自炊をしたのは学生の時でした。
単純に興味があったからですが、社会人となってからは外食中心で自炊することはほとんどない状態になりました。
自炊頻度が高まった時期をはっきりと覚えているわけではありません。
健康を考えて食べるものに対しての意識が高まっていた時期です。
健康診断の結果が悪くなっていた頃でしょうか。
自宅周辺でも勤務先周辺でも飲食店はそれなりにあるものの、やや少なめでした。
そして健康面を考えてみると選択の幅がぐっと狭くなってしまったから。
病気などで動けなくなった時の外食は困ります。
家の中に食材があれば外に出かけなくてもなんとか食事はできるわけです。
インフルエンザに感染した時は簡単な自炊でした。
新型コロナウイルスの影響での外出自粛がきっかけで自炊頻度が高まったという人も多いのではないでしょうか。
頑張っている飲食店を今の時期に応援したい気持ちはあります。
しかし、今の自分の体調を考えると自炊しかありません。
食べて消化吸収されたものによって体調が変化する。
その変化を感じ取りながら食べるものを変えてみたりする。
若いうちは何を食べても健康でいられるけれど、年をとってくると食べるものが大きく健康面に影響してくるのを実感しています。
健康に良い食べ物悪い食べ物といったような情報を見かけて読んでみたりもしますが、ネット情報は必ずしも信頼できるものではないということは身を持って感じています。
どんなきっかけで自炊をはじめるかは人それそれでしょうが、はじめてみると面倒ではあるものの意外と楽しくも感じます。